ゼロから

モノを生み出す

楽しさ

野田彩斗さん(29歳)
入社4年目 本社 生産課 5軸マシニングセンタ担当

1つ1つカタチにしていく
醍醐味

もともと車が好きで、製造に興味がありました。高校卒業と同時にテイケー工業に就職しました。でも、実は別の金属加工の会社に1度転職をしています。それは、他社も見てみたかったという単純な理由からでしたが、おかげでテイケー工業の魅力が良くわかりました(笑)。

一度、転職した先は量産型で同じものをいくつもつくるという仕事でした。それが悪いということではなく、僕には当社のように毎回1つ1つ違うモノをつくる。1つのモノをつくるためにどうしたらいいかと毎回考える仕事の方がやりがいを感じられるとわかったのです。

答えを導き出す過程に
やりがいと楽しみがある

私としては今の仕事は、数学に似ているなーと思っています。「問題があって答えを出す。」その答えを出すまでの工程が自分自身のやりがいだと感じています。

人によって答えの出し方が違っていて、これも1つの楽しさ、やりがいだと思います。この製品をどこから削り始めるのか、最後はどこを加工すればいいのか、製品になるまでの過程に答えはないですが、答えまでの時間をなるべく短くするのが仕事だと思っています。

これまで1番苦労した仕事は、厚さが2mm程度の丸パイプを縦に半分に割った形状の加工があり、一見簡単そうに見える製品なんですよ…

でも技術的には難しく、どうしても自分だけではできない。その時に、仲間や先輩と毎日毎日相談して、試行錯誤の末にできた時はホッとしましたし、皆の協力に感謝の気持ちでいっぱいでしたね。

高品質短納期を支える
チームワーク

また、当社は高品質・短納期というのが強みでもありますが、それはこれまで積み重ねてきた技術はもちろん、チームワークがとても大きいと感じています。常にコミュニケーションを取っているので、全員がお互いの仕事量を把握していますし、それが、技術者同士だけでなく営業とも連携が取れています。

基本的には図面を振り分けて業務分担をしますが、納期が厳しい依頼が来た時には担当者の割り当て方や機械を使う時間やタイミングを全員にとって効率のよい方法にするなど、会社・現場全体での助け合いができています。

モノづくりが好きという
気持ちがなにより大切

とにかく人間関係がいい職場で、優しい人ばかりですね。平日は基本的に仕事に集中して、休みの日はリラックスできています。と言いながら、お風呂に入っている時や、ゆっくりしている時は仕事のことを考えてしまいます。「今やっているものがこういうことだから、次はこうやってみようかな」というのは、常に浮かんできます(笑)。

僕も、今でこそ経験を積みましたが最初は何もできませんでした。メンバーも優しい人ばかりですので、モノづくりが好きであれば、あまり身構えずに飛び込んできてください!